2014年8月11日月曜日

O Captain! My Captain!

「オー、キャプテン!マイ・キャプテン!」

 俳優のロビン・ウィリアムスが亡くなったそうです。今日仕事から帰り、Facebookをチェックしていて、彼の記事を読んでビックリしました。信じられないというのが本音と言うか。重度のうつ病にかかっていたそうで、警察は自殺とみているそうです。彼ほど才能のある俳優は、他にいません。本当に惜しい方を亡くしたと思います。

 私の人生で一番お気に入りの映画は、ロビン・ウィリアムスが高校の英語の教師を演じた“Dead Poets Society"「今に生きる」です。この映画の中で、Mr. Keatingは、彼のことを、「O Captain! My Captain!」と呼んでいいと、生徒達に言います。この「O Captain! My Captain」というのは、元々は、詩人ホイットマンがエイブラハム・リンカーン大統領の死を悼んで書いた詩の一節です。映画の終わりでは、学校から追放されて職を失ったMr. Keatingが、最後に教室に戻った時、彼を慕う生徒達が勇気を振り絞って、彼に“O Captain! My Captain!"と呼びかけます。私はここでいつも涙を流すのですが、ロビン・ウィリアムスが亡くなった今、こうして改めて見てみると、自分も生徒の一人になった気がします。下に映画の最後の部分をリンクしました。

https://www.youtube.com/watch?v=0lREv55MY5E

偉大な俳優を亡くし、本当に悲しい気持ちでいっぱいです。O Captain! My Captain!が、リンカーン大統領の死を悼む気持ちを表現したものであったというのが、今、非常に重く大きく感じ、私も故俳優に捧げたいと思います。


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