2014年3月10日月曜日

She meets your code

「彼女は、あなたの規定に適っている」

 夫と私が最近凝って見ているのが、Show Time で放送された「Dexter」。リアルタイムでは見ていなかったのですが、夫がこのテレビドラマの噂を姉と甥から聞き出し、またまたNetflixで見出したわけです。私は最初、「ケッ」と思って、見ていなかったのですが、少々見出したら、のめり込んでしまって、今では、「私がいない時に、Dexterを見るな!」と、夫に一人見禁止令を出しています。このドラマ自体は8シーズンまであるようで、私達は現在シーズン7の終わりの方です。(このドラマを連続で見ているせいか、最近、映画館に行っていないような気がする。)

 で、この主人公「Dexter」は、ななんと、マイアミ警察署で働く連続殺人犯。ひょえーってな設定なんですが、彼の専門は、死体の「血液」だそうで、その仕事ぶりは、天下一品。死体から流れた血液だけで、どんな風に殺人が行なわれたかがわかってしまう、凄腕です。しかし、彼は3歳の時に、母親が目の前で殺され、母の血の中に置き去りとなった経験がトラウマとなり、連続殺人犯になってしまったのです。しかし、彼の“Code"つまり規定が、「殺人犯しか殺さない」というもので、実際、他のシリアルキラーを殺すDexterに、「おお、良くやった!天晴れ!天晴れ!」と、褒め言葉を出すことしばし。

 そんなDexterの本当の姿を、義理の妹であり、仕事の上司でもあるDebraは知ってしまい、最初はパニックに陥るのですが、だんだん、Dexterの理解者になってゆくんですね。で、Debraが証拠をつかめない殺人犯を、Dexterに「殺せ!」と言ってるのです!「連続殺人犯の彼女は、あなたが作った規定に合っている。だから殺せ!」ってなもんです。ヒョエー、デボラさん、あなた、マイアミ警察署の警部補でしょ!でもDexterは、この殺人犯と恋に落ちてしまい、(Dexterは、連続殺人犯の彼を受け入れてくれる女性に弱いんです!)、「駄目だ!彼女は殺せない!」ってなもんです。(本当は、彼自身、一度彼女を殺そうとしたんだけどね。すごい展開。)で、まあ、このDebraの一言を、今日は取り上げてみました!


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