2012年4月8日日曜日

I'm psychic

「超能力者なのさ」

 先週までとても暑かったカンザスシティー。華氏90度を超えるほどで、3月だってのに真夏日と言ってもよいほどの異常気象。毎日最高気温の記録更新で、「何とかせにゃあ、グローバル・ワーミング!」と思っていたのですが、最近になって、途端に「秋かしら」てな気候です。それでですね、暑かったので、「扇風機だせ~!」と思った夫は、家中を捜し回れど、扇風機が見当たりません。それで、インターネットで超安売りしていた扇風機を購入。これまでの、「調節不可能」大型扇風機じゃなくて、日本のように、調節可能、しかもタイマー付き!今まで扇風機攻めで、ブルブル寒さに震えていた(そして風邪をいつも引いていた)私は、大喜びしたのでした。

 そしたら!その扇風機到着の数日後、朝の仕度をしていた私の目に、あの古い大型扇風機が見えるじゃあ~りませんか!それも、リビングルームの端っこに、そこにあるのがあまりにも「当然」で、当然過ぎて、そこにあることに、私達二人とも気付かなかったんです!きっと、一日に最低でも5回は、その扇風機がそこにあるのを見ているはず。だって、それに気付いた時、「自分の過去の記憶と全く同じ」と思ったんです。「見る」ってのと、「認知する」ってのは、全く別問題なんですね。

 そんな自分の馬鹿さ加減に気付いて、ワッハッハ~と大笑いし、ベッドルームでまだ寝ていた夫に、「ねえねえ、扇風機見つけたよ~!どこにあったと思う?」と聞くと、「リビングルーム」と即答。「へ?なんで解ったの?先に見つけてた?」と聞いたら、返ってきたのが、今日の一言です。でも本当は、私の大笑いが聞こえてて、その後、「扇風機を見つけた」と言ったので、その瞬間、テレビの横にある扇風機のイメージが、夫の頭を過ぎったそうです。(てことは、夫も見ていながら、気付いてない。)それで、二人でまた、大笑いしました。lol

でもって、この"psychic"ですが、アメリカ社会では、良く耳にします。本当に職業として人の過去を見たり、殺人現場を「感じて」警察と一緒に働く人たちもいるのですが、夫が言ったのは、もっと冗談っぽいもので、「人の心を読むことができる」ってことです。(でも、大嘘だけどね。)


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