2010年7月12日月曜日

Don't honey me

「ハニーと呼ぶな」

 私に英語を教えてくれた先生は、数えきれないほど、たくさんいるのですが、その中に「ミセス・ステンソン」というアメリカ人女性がいます。彼女は私が通っていた日本の短大の英会話の先生だったのですが、彼女は、旦那さんが「ハニー」と彼女を呼ぶと、いつも"What!" と言い返すと言っていました。ご主人が「ハニー」と言えば、必ず何か頼みごとをするのがわかっていたからです。私は、なぜか、このことをずーっと覚えていて、夫にも言ったことがあります。「だから、ハニーなんて呼ぶのはやめてね」と言っているのに、私の夫はわざと、「ハ~ニ~」と言うことがあります。それでもって先日、実はまたまたこっそり、シカゴにバス旅行に出かけていたのですが、長旅で疲れて、やっと私の車に乗って、「さて、家に帰るか!」という時に、またまた夫が「じゃ、家に帰ろう、ハニー」と言うので、私が「あ~!!」と言うと、夫が言ったのが今日の一言です。"honey"も動詞で使えるんだ~と思った瞬間でした。英和辞典で調べてみると、「甘い言葉をかける」とか「お世辞を言う」などと出ています。でも今回の場合、「ハニー」と呼ばれるのを嫌う私をからかって言った夫の言葉なので、「ハニーと呼ぶな」と訳しました。それにしても、「ハニー」なんて、あまりにも日本人の習慣からかけ離れているじゃありませんか。未だに慣れません。

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